能勢鋼材株式会社

能勢孝一 公式ブログ

2007年02月8日

平成19年2月8日 木曜日

 おはようございます
昨日は尊敬する恩師のセミナーがあり参加してきました。
NPO法人関西事業再生支援センター主催のセミナーでした。
K会長の講義に非常に共感するものがありました。企業・事業再生を主に支援事業を行われています。
日本における開業率は4%。廃業率は3%、アメリカでは開業:廃業が12%:それ以上とのこと。国家にとってもどちらが良いのかは明確です。
改めて会社には決算書上、6つの利益がある
  粗利益
  営業利益
  経常利益
  税引前利益
  当期利益
  当期未処分利益
中でも大切なのは税引前・後の利益である。
P/Lは1年間の儲け。B/Sは過去の蓄積である。P/Lで稼ぎ出した税引前利益に対ししかるべき税金を納め、B/Sに蓄積していくこと。このことが非常に重要であるということ。
B/Sの右下。すなわち自分の金。この合計が過去の蓄積である。
当社38期を向かえ改めて考えさせられました。頑張らねば!
自己資本比率もさることながら
*資本額/1人当たり
これからの経営課題にしたいと思います
K会長の後、M&Aに関する講義がありました。S氏
  開口一番、M&Aの印象はプラスかマイナスか?私はマイナスと感じていました。
 感想として
会社が良いときにやめるのは「かっこいいですよ」という根本理念の下、仲介役をされておられるという話をされました。
 私は非常に腹立たしく感じました。なぜならこういう人間が日本文化、日本的経営、倫理観、価値観を創るのではなく破壊すると感じたからです。
 
私の持論。
 命賭けで経営をしており「かっこいい」程度の浅はかな考えでやっていない。会社を売りたい、買いたいとの両者の思惑が一致したとき初めて仲介という役目が必要なわけで、今、売られたほうが「かっこいいですよ」などという持ちかけは悪だと思います。また偽の資料まで作り仲介を合意をさせたなどとまさしく論外です。
真の経営者は「かっこよさ」を求め経営をしていない。お客様・仕入れ先様・社会全体の幸せのため経営をしいる。
将来に備え会社存続という観点から継承を含め考えている。その将来に何らかの懸念が生じたとき1つの手段としてM&Aも選択肢になるわけで、たかが仲介者が軽々しく「かっこよさ」講義をするものではない。
 結果的にM&Aは有効な手段であることは間違いないと思いました。
プラス思考として
論語より 為政第二
 子張問う、十世知るべきや。子曰わく、殷は夏の禮に因る、損益する所しるべきなり。周は殷の禮に因る、損益するところ知るべきなり。其れ或いは周を継ぐ者は、百世と雖も知るべきなり。
 
 
 ステンレス・高合金・チタンのホスピタリティーサプライヤー
能勢鋼材株式会社 代表取締役 能勢孝一
 経営理念    「共創共栄」
 経営ビジョン  「共創ブランディング2010!」
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        本社第2シャーリング工場、彦根営業所・工場

 

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