能勢鋼材株式会社

能勢孝一 公式ブログ

2007年03月8日

平成19年3月8日 木曜日

 昨日は御取り引きをいただいておりますM銀行様の経営者交流会に参加させていただきました。
前段では元大関琴風の尾車親方のご講演を拝聴。
とても興味深いお話でありました。
テーマ「七転び八起き 私の相撲人生」
 相撲学問・相撲哲学 = 向かって撥ね返す
    あきらめるな、人は変わるんだ
当時の親方からは常に叱られ、怒鳴られ育てられた。
 アホ、ボケ、コノヤロウ、バカヤロー!
 褒められたことが無かった。
金星をとった=平幕しかとれないもので喜ぶな!バカヤロー!
三勝受賞  =優勝カップを取ってから喜べ!たまに勝つ奴がちょっと勝つから貰えるんだ!バカヤロー
熱がある、腰が痛い  =コノヤロウ!嫌、無理なら辞めてしまえ!バカヤロー!
しかしこの親方を見返してやろう(というより仕返ししてやろう)という信念で稽古に励み大関まで昇りつめられました。
12歳で入門
S53、関脇に昇進するや膝のじん帯断裂
    幕下30枚目まで落ちる
S55、再入幕し再関脇に昇進
    再び膝のじん帯断裂、半月版損傷
S56、再々入幕
 初優勝、大関昇進 「がぶり寄りの琴風?」
2度の優勝を重ね昭和60年引退。
S62、尾車部屋創設
不屈の精神で大関まで昇進されました。
引退の日、左の膝は立つのがやっとの状態だったそうです。
この状態では大関昇進の日に誓った「大関の名を汚さぬよう」に反してしまう。その言葉のとおり決意したとの事です。
親方に引退したいと告げた時、「君が成長出来るのなら自分は悪者になってもいい、嫌われ者になってもいい。そう想い一番きつくあたってきたんだ。よく着いて来たな。君からわしは多くのことを教わった。ありがとう」と。初めて親方と二人きりで涙を流したそうです。
最後に「土俵(相撲)は人生の縮図」。
 吊出し、押し出し、突っ張りなどは攻め技だ
 引き技、うっちゃり、肩透かしは逃げ技だ
攻め技はたとえ負けても力はつくが逃げ技は負けても残るものは無い。
笑いあり、涙ありのすばらしい講演でした。
論語より 里仁第四
 子曰わく、仁に里を美と爲す。エラびて仁に處らずんば、イズクんぞ知なるを得ん。
 
ステンレス・高合金・チタンのホスピタリティーサプライヤー
能勢鋼材株式会社 代表取締役 能勢孝一
 経営理念    「共創共栄」
 経営ビジョン  「共創ブランディング2010!」
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