「渋沢栄一」 10/20
渋沢栄一資料館館長
井上 潤氏のお話をお聞きしました
渋沢栄一という名前をご存知でしょうか?
日本資本主義の祖、近代国家建設の祖といわれる方です
天保11年、江戸時代末期に生まれ
6歳から四書五経、論語を学び
農民出身の攘夷論者から徳川・一橋家に出仕し、慶応3年パリの万国博覧会に幕府の随員として渡欧しました。パリで現地の会社、建物、運河、見るものすべてが新しくそれらの資本はどこから出ているのかという疑問を抱く。当時の日本(幕府)はほぼ全額国家(幕府)出資の国営的企業が多かった
しかし現地では多種多様な人が小額の資本を出し合って株式会社を運営している。このことが一番印象に残ったのでしょう。
渡欧中、幕府は大政奉還をし帰国命令が出て帰国。その後この経験を生かし国内で資本主義の祖といわれる活動をする
渋沢栄一が関係した主な会社
現 みずほ銀行、王子製紙、日本製紙、東京海上日動火災保険、七十七銀行、東洋紡績、JR東日本、日本郵船、東京ガス、日産化学工業、東京製綱、日本煉瓦製造、品川白煉瓦、IHI、帝国ホテル、りそな銀行、住友重機械工業、古河機械金属、ニッピ、清水建設、日本紙パルプ製造、日本経済新聞社、アサヒビール、サッポロビール・・・・・・・・合計470社強
渋沢栄一が関係した主な社会事業団体
社会福祉では中央慈善協会・・・
保健医療では東京慈恵会、聖路加国際病院、日本結核予防協会・・・
教育関係では東京大学、東京女学館、日本女子大学、早稲田大学、明治大学、専修大学、青山学院、国士舘、二松学舎・・・
約600もの事業に関係
これだけの実績を見てもとてつもない人物であったんだなと
有名な言葉に
経営には「左手に論語、右手にそろばん」
おおよそ70歳を越え、一線を引いてからは「道徳と経済」と変え道徳経済合一理論をもって91歳の生涯を閉じられました。
これだけの事実を知るだけでも現代日本の礎を築いたといっても過言ではないでしょう
論語より 顔淵第十二
司馬牛、君子を問う。子曰わく、君子は憂えず懼れず。曰わく、憂えず、懼れず、斯れ之を君子と謂うか。子曰わく、内に省みて疚しからざれば、夫れ何をか憂え、何をか懼れ
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