昨日は米子遠征最終日
会員メンバーで和鋼博物館を訪れました
ここは島根県
米子は鳥取の西の端
和鋼博物館のある安来市は島根県の東の端
結局今回の遠征は島根から鳥取へ
再度島根に戻り大阪へ
大阪人からすると地理的に錯覚しますね
話は戻り
この和鋼博物館はヤスギハガネの地元日立金属の所蔵物を展示したもの
日本の鉄鋼生産のルーツを知ることができる素晴らしい場所です
たたら製鉄
聞いたことあるでしょうか
もともとこの地方では純度精度の良い砂鉄が採れたんだとか
館長さん直々にご説明いただきました
3つの学び、発見！
1つ目
昔は粘土をバスタブのように組み上げその中に炭や砂鉄を入れ三日三晩鋳込み鉄を作っていました
そのバスタブに三日三晩風を送り込む装置「ふいご」を6人交代、1時間おきで行っていました
この当番の人を「番子」と言い「代わり番子」の由来だとか
二つ目
刃物の展示
切れる端面というのでしょうか？刃の方を上に向けて展示しているものはいわゆる日本刀
武士が腰に携えた刀を抜きすぐに切り掛かれるように刃は上向き
逆にした向きに展示してあるものは太刀
馬上で戦う際には刃面が下向きに
これもなるほどと
最後に3つ目
1つ目の三日三晩精錬する作業場。いわゆる建屋のことを「高殿」というんだそうです
我が社の本社の所在地が大阪市旭区高殿
何か由来があるのかと調べたがなかなか出てきません
我々の鉄鋼のルーツを知る
昨日の喜び
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