能勢鋼材株式会社

スタッフブログ

(1)美術館において(前ブログにて紹介済みね)
(2)NYの街角で
前回のNY番外編の続きをご紹介します。今回は、NYの街角で見つけたステンレスのオブジェ。高層ビルの谷間や公園の傍を歩いているとステンレス製のオブジェがたくさんありました。
始めにご紹介するのは、セントラルパークの西側アッパーウエストサイド地区にある大きな地球儀の形をした作品です。Broadway.stなどが交差するColumcus circleというロータリーの北側、Trump International Hotel正面にそびえ立っています。Brandell Studiosというアート集団が作成した作品のようです。
この作品を見てふと思ったのは、マンハッタン島の東側に位置するクイーン地区にあるFlushing Meadow-Corona Parkのシンボルである、Unisphere(1964)という有名な地球儀型をしたオブジェ(http://en.wikipedia.org/wiki/Unisphere)に似ているなあと感じました。

続いてマンハッタン島の最南端ロウアーマンハッタン、ウォール街で有名なビジネス地区です。世界の経済の中心であり、高層ビルが立ち並び、これぞニューヨークといった雰囲気。下の写真は、ブルックリンから見たロウアーマンハッタンとウォールストリートです。

この金融街の高層ビルの谷間で見かけたのは、Yu Yu Yang(1926-97)作の「呦呦楊英風(1973)」とRudolph de Harak作の「Helix(1969)」という作品。前者は、大きな矩形の板から円柱が切り取られ、その二つが向かい合うように並べられており、その存在感の大きさに圧倒されました。後者は、薄く重なった板が螺旋状に積み重ねられており、その規則正しい螺旋が、まるで空に上っているような昂揚感を感じました。どちらの作品も、ウォール街で忙しく働くビジネスマン達やこの街並みにとても適合していたと思います。


続いてはロウアーミッドタウンの国連本部に場所を移します。イーストリバーを見下ろす大会議場横の広場では、Eila Hiltunen(1992-2003) 作の「Detail of the Sibelius Monument」があります。この作者はフィンランドの彫刻家で、この作品はフィンランドから国連へ1983年に寄贈されたものです。様々な表情を持つ空洞の円柱が何本も重なり、大きな塊となっています。ステンレスの表面もザラザラしたものから滑らかなものまで多種多様、この円柱は世界の国々を表現しているようでした。

前回と引き続き、今回もニューヨークで見かけたステンレス作品を、少数ですがご紹介しました。ニューヨークに行かれる方、目を凝らして街を見ると、意外とステンレスな作品に出会えますよ。
おまけとして、ソーホーを歩いているときに見かけたステンレスの写真も載せておきます。ソーホーはたくさんのギャラリーが立ち並び、若い芸術家の息吹が感じられます。
あと、ニューヨークで最も有名で皆が知っているステンレスといえば、ニューヨーカーの足である地下鉄じゃないでしょうか。映画でよく見る、塗装のされていないステンレス剥き出しの無機質な車体。これぞニューヨークという感じです。
次回は、またカナダトロントからステンレスな風景をお送りします。

現地取材:フクモリセンタ
 
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ブログを御覧の皆様、明けましておめでとうございます。
本年もこの「ステンレスな風景」のコーナーをご覧頂いて、誠にありがとうございます。
このコーナーでは、ニッケルで有名なカナダのトロントの“ステンレスな風景”を中心にご紹介してきましが、今回はトロントから少し足を伸ばして、アメリカ合衆国のニューヨークの風景をご紹介します。
皆さんご存知の通り、ニューヨークは世界の経済、文化、ファッション、芸術などなど、様々なものが集まる世界で最も有名な都市のひとつです。ニューヨークにもたくさんのステンレスな風景が存在しますが、今回はマンハッタンで見かけた「ステンレスな風景」を少しだけ、ご紹介します。
(1)美術館において
ニューヨークには、世界でも有数の美術館が、たくさんあります。その中でも最も有名なのが、世界最大級の所蔵品を誇るメトロポリタン美術館(MET)や、近年リニューアルされたニューヨーク近代美術館(MOMA)じゃないでしょうか。
これら両美術館で発見したDavid Smith(1906-1965)のステンレス作品をご紹介します。
彼は、革新的で最も重要な、20世紀を代表するアメリカの彫刻家の一人です。
METに展示されている“Becca”は、彼の彫刻家生涯の晩年の作品として、その存在感を、訪れる人々に伝えています。現代美術品が並ぶコーナーの中心に、一際目立つ縦横約2.5mの作品。数個の幾何学的なパーツから伝わる、重厚な美しさと天に向かうエネルギー、どっしりとした中でも浮揚感が漂っていました。

(メトロポリタン美術館:http://www.metmuseum.org/toah/hd/abex/hod_1972.127.htm
続いて、ニューヨーク近代美術館に移り、“Sentinel”と“Cubi X”という作品をご紹介します。
“Sentinel”は、直訳すると「番人、見張り番」。その名の通り、美術館の出口近くに、番人のように佇んでいました。“Cubi X”は、MOMAの中庭、建物横にひっそりと置かれており、正方形のひし形を中心として、その周りに手足を思わせる長方形の手足が並べられ、見る者の想像力を膨らませていました。
ちなみに“Cubi”はシリーズになっており、Cubi XIII (1963)、Cubi XVIII (1964)、Cubi XXI (1964)、Cubi XXVII (1965) 等の作品があるみたいです。


(ニューヨーク近代美術館:http://www.moma.org/
彼の作品は、これらの美術館のほかに、グッゲンハイム美術館等にも多数貯蔵されているようです。
次回は、NYの街角で見かけたオブジェをレポートしたいと思います
                   現地取材:フクモリセンタ
 
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江戸っ子の自慢の一つ。「水道の水で産湯をいただく」。
産湯に水道の水を使える。
水道が整備されている町、都会に住んでるんだよという自慢だったようですね。 
井戸端会議、時代劇なんかでよく見るシーンですが。
井戸といえば地下水と思いきや、江戸の一部の井戸はちょっと違うようです。
両国国技館横の江戸東京博物館で、実物大の井戸模型が展示されています。
井戸水は地下水ではなく、遠くは多摩川などから流されてきた上水道の水。
川や池の自然水が高低差を利用し、玉川上水や送水管を通って井戸の下まで運ばれています。
当時の送水管である『樋』は、大部分が木製で石材の区間もあり、その延長は数百kmにも及んだそうです。
現在の水道網は自然流下式ではなく加圧式となり、大阪市の水道網の総延長は約5000kmにもおよぶそうです。そして、現在の『樋』は、ダクタイル鋳鉄管、鋼管などが使用されています。
ライフサイクルコストの低減、耐久性・安全性の向上など、給水システムへの要求は、ますます高まります。
そんな、給水システムへの材料として、ステンレス材が注目され、採用が始まっています。
江戸時代の最新水道システムを紹介する江戸東京博物館に隣接する両国国技館。
そこでは、現在の最新の配管とも言うべきステンレス給水配管が採用されています。
詳しくは、配管システム普及委員会ホームページにて。
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今回は、国内初のステンレスの桁を採用した吊橋をご紹介いたします。
現在、橋の主要材料は鉄、鉄筋・コンクリートが主です。
橋梁は材料使用量が多くイニシャルコストの面では、ステンレス材料の採用はおよび腰となりますが、LCC(ライフサイクルコスト)の評価では必ず鉄材が優れるということにはならないようです。
やはり、適材適所。
“湯ノ沢吊り橋”は、十和田八幡平国立公園内に位置し、
冬季には4.0mもの積雪、周囲は温泉館・管理棟が位置し、湯けむり漂う情緒あるれる環境に囲まれた橋梁です。
計画では、景観面、環境面への配慮が求められたようです。

その結果、取替え、点検が困難な部材は、比較的メンテナンスフリーな材料、防食材料としてのステンレス材の使用が検討され、コストとメリットのトレードオフの関係を整理し、ステンレス材の採用が決定されました。
エイトコンサルタントの設計技術者は、相当、知恵をしぼられたんじゃないでしょうか。
現況は、床材に木材を採用し温泉地の景観を維持するように、木の吊橋をイメージされています。
ステンレス材料は、研磨などで様々な表面肌を出せる材料ですが、今回は、歩行者から見える範囲は、木材で覆われ、その点でのメリットは発揮できなかったようです。
“日経コンストラクション(2004年1月)”によれば、
「ステンレスのコストは~(中略)~普通鋼で作る場合と比べて、全体工費は約1割高くなる」
と有り、適材適所で、もっと色々な場所で、ステンレス材料のメリットを発揮できればと期待しています。
橋梁詳細(出典:日経コンストラクション2004年1月)
 名称=岩手山麓園地橋梁上部工工事
 場所=岩手県雫石町大字長山
 発注者=岩手県
 コンサルタント=エイトコンサルタント
 施工者=東綱橋梁(現場代理人:細野潤,元請けの技術者数:1人)
 主な専門工事会社=佐々重工業(架設),ピー・エム・ピー(木工事)
 工期=2003年3月~2004年1月
 工費=1億2127万円
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すっかり寒くなり、クリスマス前の慌しさが漂うトロントダウンタウン。
年末の慌しさは、各国共通のようですね。

この街で最も有名なYouge-Bloor交差点から東へ1ブロック。
重厚なステンレス製の作品をご紹介いたします。
 Kosso Eloul作 「Meeting Place」

幼いころの、“積木”遊びのように、ステンレス角棒を配置した「Meeting Place」。
ある意味危なっかしさを感じる積木(積ステン)配置と、重量感を感じるステンレス。
その不均一感が絶妙で、待ち合わせの人々の目を楽しませてくれます。


微妙なバランスが何をイメージしているのか、作者のみぞ知るというところですが外観では。1、2階部分の外観柱もステンレスで装飾され、ビル全体のデザイン(ガラスとステンレス枠で形成)ともマッチし、近代的な印象を与えています。

Kosso Eloul の“積ステン”作品は、この他にもたくさんあるようです。
またの機会にご紹介したいと思います。
              現地取材:フクモリセンタ
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トロントのダウンタウンにある、大きなステンレス製の作品をご紹介いたします。
 Michael Snow作 「Red, Green and Orange」
市内中心部に位置するトロント大学の北東方向、トロントで最も有名なYouge-Bloor交差点から東へ2ブロック。
ちょっとしたオフィス街のサンクンガーデンに、大きなステンレス製の作品があります。

「赤、緑、オレンジ」とカラフルな作品名を持ち、さぞカラフルな作品なのだろうな、と思いながら現地を訪れると。。。

様々な形状で切抜かれたステンレスの大板、4枚で構成された単純な構造で、ステンレスの風合いをそのまま残した作品。
でも、
ステンレス表面に8月の青天が反射され、周りの緑との調和はなかなか綺麗です。

作品によると、
映画製作者としてもある意味有名な Michael Snow は、
ステンレス彫刻をその形状だけではなく、そこに映し出される風景まで含めて作品として捕らえているようです。
ステンレス特有の表面光沢を利用し、刻一刻と変化するダウンタウンの風景を映し出すスクリーンとして、ステンレスを利用しています。
「Red, Green and Orange」とは、新緑、紅葉、と変化する周囲の樹木や、サンクンガーデンにくつろぎに訪れる人々、ダウンタウンを通過する車。
それらを出演者とし、フィルムはそこを訪れた人々の記憶。
スクリーンはもちろん、「Red, Green and Orange」のステンレス面。
監督は Michael Snow 。映画監督らしい作品でした。

             本社 営業部 能勢善男(現地取材:フクモリセンタ)
 
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今回は、Garnetからの最後のメッセージ。
三つ目の作品をご紹介します。
Eldon Garnet作 「Time:And a Clock」
追い抜いていくトロリーバスを横目に、Queen-Broadviewとの交差点を更に東へ散歩。
Jimmie Simpson Parkが左手に見えてくるころ、彼の最後のメッセージ、第三の作品に出会うことが出来ます。

公園の前に設置された、ステンレス製の4本のフラッグ。
風になびく姿がデザインされたもので、
各ポールの頂点に、「T」「I」「M」「E」の文字。
そして、ステンレス製のフラッグには、
それぞれ以下メッセージ。
 T : COURSING
 I : DISAPPEARING
 M : TREMBLING
 E : RETURNING

時(とき)に関する4つのメッセージは、その有様を示しているようです。
「進行」「消失」「震え」「帰還」
これだけでは、作者のメッセージを読み取ることは難しいですね。

以上、3回にわたって紹介させていただきました「Time:And a Clock」。
過去のダウンタウンの賑わいを知るトラス橋に設置された、街の人々の決意に始まり、
“This river I step in is not river I stand in”
そして、ダウンタウンの変遷、時の移り変わりを描写した二つの作品でした。
次回は、映画製作者としても有名?な、Michael Snow の作品をご紹介いたします。
          本社 営業部 能勢善男(現地取材:フクモリセンタ)
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今回は、Garnetからの二つ目のメッセージをご紹介します。
Eldon Garnet作 「Time:And a Clock」
珍しいリベット打ちで製作されたレトロなトラス橋を渡り、
ステンレス彫刻はどこかな?と、
上目遣いでQueen.st.eastを歩いていると。。。
Queen-Broadviewと交わる大きな交差点。
そこで、足元に視線を戻すと、彼の作品に出会えました。

時(とき)に関するメッセージが見え隠れする縞模様のステンレスプレート。
 ①BETTER LATE THAN NEVER
 ②DISTANCE=VELOCITY×TIME
 ③TIME IS MONEY : MONEY IS TIME
 ④NO SOON FRER FROM TIME

それぞれの言葉が、相対する形でQueen-Broadviewと交差する4つの角に埋め込まれています。
 ①来ないより遅刻の方がよい
 ②距離=速度×時間
 ③時は金なり、金は時なり
 ④余りに速くて暇がない

二つ目の作品は、「街を活性化する!」という思いだけでは、
なにか腑に落ちないメッセージですね。
「Business Improvement Aera(BIA)」の概念を超えて、
純粋に”時間”に関するメッセージとして、
また、
その大切さ訴えるメッセージとして読むと理解できそうです。
次回は、Garnetからの三つ目のメッセージをご紹介します。
    本社 営業部 能勢善男(現地取材:フクモリセンタ)
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トロントから、報告第2段が届きました。
トロントダウンタウン、Queen.st.east沿いの3箇所に設置された作品。
Eldon Garnet作 「Time:And a Clock」
Garnetはカナダの有名な芸術家の一人。
そのマルチな才能で写真家や作家としても活動しているようです。
ダウンタウンのQueen.st.eastを散策すると、彼のステンレス芸術作品に、3つのすてきな場所で出会うことが出来ます。
Don川とDon Valley Parkway の上空にかけられた、年代物のトラス橋。
トロリーバスが行き来するQueen.st.eastのこの位置に、一つ目の「Time:And a Clock」があります。

橋の両端にQueen Broadview Villageとサインされた綺麗なR形状のステンレス製フラッグ。南側には金属模様の渦巻き。そして、トラス端部に掲げられたメッセージプレート。
 

これらの要素で構成される作品。
プレートには以下のメッセージが刻まれています。
“This river I step in is not river I stand in”
「私が入るこの川は私が中で立ち止まる川ではない」
プレートの最後には「Business Improvement Aera(BIA)」とあり、
この作品が街の活性化作の一施策として、設置されたことがわかります。
※私の記憶が正しければ。。
「Business Improvement Aera(BIA)」は、街ぐるみで行う
  中心市街地活性化策のひとつで、トロントだけでも20以上の
  場所で行われていたような。。

街を活性化する!というダウンタウンの人々の思い、
その決意としてメッセージを読むと、なぞが解けていきそうですね。
次回は、Garnetからの二つ目のメッセージをご紹介します。
    本社 営業部 能勢善男(現地取材:フクモリセンタ)
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ニッケル世界第2位インコ社の本社があるカナダ―トロント。
カナダ最大の都市であり、また、世界最大級のニッケル鉱床帯(サドベリー鉱床帯)が近接することから、ニッケル・ステンレス鋼に関する話題が何かと多い都市です。
たとえば、街を散策すると、ステンレス鋼製のオブジェが多数あります。

今回のオブジェは、トロントダウンタウンの南地区、ユニオン駅近くの目抜き通りのひとつであるUniversity ave とFront st Wの交差点に位置する、
TED BIELER(テッド・ビーラー)作、「TRAID」です。


「TRAID」は、1984年にトロント市の150年を記念とし製作された作品で、11mの高さに及ぶその塔は美しいステンレスの光沢を放っています。
規則正しい3角の連続する折り曲げで構成された3本の塔が、緩やかに束となり天に伸びる姿が、トロント市の発展を象徴しているようです。


トロントを代表する芸術家であるテッド・ビーラーの作品は、日本でも見ることが出来ますので、紹介しておきます。
テッド・ビーラー(TED BIELER)作 「砕ける波(WAVE BREAKING)」
東京青山通りに面するカナダ大使館4階に、彼の作品があります。
         本社 営業部 能勢善男(現地取材:フクモリセンタ)
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