能勢鋼材株式会社

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2006年07月7日

沖縄の海上橋内部にも

現在、土木建築用の鉄筋コンクリート用棒鋼は普通鋼鉄筋製が主です。
わが国の道路橋の設計基準書である「道路橋示方書」では、
沿海部など塩分飛散濃度が特に高く、耐食性が必要となる地域では塗装鉄筋(普通鋼鉄筋製の棒鋼に塗装したもの)等の使用が明記されています。
通常、耐食性が高い材料!さびにくい材料!と言うことになれば、
ステンレスの登場!と言うことになりますが。。。
莫大な量を使う土木構造物において、材質の優位性だけではコスト面の劣勢をカバーしきれない状況が続いていました。
しかし、
沖縄県名護市と古宇利島を結ぶ海上橋、『古宇利大橋』にてステンレス鉄筋を採用!
耐食性(塩害・さびにくい)に関しては、ステンレス材料へ信頼度は高いものがあります。
コスト面をどう打開するのか? 今後の課題ですね。
その打開策のひとつとして、『古宇利大橋』では新日鉄住金ステンレス㈱製のクロム系のステンレス異型鉄筋(NSSD410-295)が採用されています。
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