能勢鋼材株式会社

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2008年09月21日

ややこしや~ in 蒜山高原

今回は、思わずなだぎ武さんのネタが浮かんでくるステンレスな風景。
「ややこしや~ 右が先か?左が先か?ややこしや~」
ということで、蒜山高原のサイクリングロードを走っていると、今回のステンレスな風景がありました。
右桁に取り付けられた、鋼製(亜鉛めっき?)の配管冶具。
左桁に取り付けられた、ステンレス製の配管冶具。
一つの橋梁で二つの冶具形式?
冬季は道路凍結を防ぐ融雪剤がまかれ、冶具には厳しい環境となるんでしょうね。
どちらが先に取り付けられたものかは不明ですが、現況を見る限り、鋼製が先に取り付けられたように思います。
コピー ~ 蒜山高原.JPG
鋼製橋梁の主構造へのステンレス材の採用は、特異なケース(海上橋など)を除いて、イニシャルコストの面から及び腰になりがちです。
しかし、
取付冶具など比較的材料使用量の少ないケースでは、LCC(ライフサイクルコスト)の評価でSUS材が優れるのではないでしょうか。
時系列的に発生する塗装費用などの維持管理費も低減されますしね。
今回の橋梁では、その点が評価されて、SUS材が採用されたのかも知れませんね。
研磨などの表面処理を行うことで様々な表情を見せるステンレス材料。
その魅力は、見る人に大きなベネフィットを与えることが出来ます。
今回は、”適所適材”を感じることの出来る”ステンレスな風景”でした。ややこしや~。
                             現地取材 ノセヨシオ
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