2018年07月9日
お薬のお話
薬には多かれ少なかれ副作用があるのは知っていたのですが、最近よく使われる痛み止めのロキソニン、副作用に腸閉塞になるかもみたいな事をニュースでやっていてビックリ。
ロキソニンには炎症を引き起こす(プロスタグランジン)と言う物質の生合成を抑制することにより痛みや発熱を抑える。
その一方でプロスタグランジンは胃腸の粘膜を保護する働きもしている、つまりプロスタグランジンの生成を抑えてしまうと胃腸のバリア機能も低くなり粘膜が荒れやすくなり、腫瘍ができ更に進行して腸管が狭くなり閉塞を起こすらしい。
病院ではそのために空腹では飲まないよう指示し、胃薬と一緒に処方している。
その他の市販薬を飲む場合でも用法、容量を守って正しく飲みたいものです。
一番いいのは健康で薬のお世話にならないことです。
営業1グループ 中西